概要

理念

特定非営利活動法人『夢育支援ネットワーク』は、地域の力を活用したいと考える公立学校と地域で育つ子どもたちを支援したいという熱意・潜在能力を持っている地域・保護者との架け橋になりたいと考え、さまざまなコーディネートを行っています。

目指すのは子どもの夢を育む学び舎=夢育の学び舎を共に作ることです。

主に東京都三鷹市の小・中学生を対象として、地域住民の方々が、ボランティアの精神を生かし、さまざまな教育の場にて『学校』と『家庭』とが綿密な協働体制をとりながら、積極的に参画することにより、以下の3点を実現しようとするものです。

-子どもたちとともに学び、ともに生き、ともに創り出し、『地域の子どもたちの成長には、地域住民が責任の一端を担う』という理念を実現すること。

-地域のさまざまな人たちの経験・知恵を生かして、子どもたちのために積極的に学校等の教育活動に地域住民が参画すること、支援すること。

-地域住民の生涯学習の観点から、本活動を通して人間性豊かで活力ある地域コミュニティの創造に寄与すること。

授業に入るボランティア(SA)の場合、プロである先生の授業力100に、子どもたちの頑張りを褒め、やる気を促すSAの力20が加わることで、子どもたちは120のものを受け取ることができます。

そのためには授業を主導する先生とサポートを行うSAとが足並みをそろえ、互いをパートナーとして尊重し合えることが何より重要だと私たちは考えます。

総合学習などで授業を行う(CT)場合でも、先生方が何を目標にその授業時間をCTに託したのかを理解しなければなりません。十分なコミュニケーションがなければ、本当の目標に達することはできないのです。

夢育支援ネットワークは事務局が架け橋となることにより、多忙な先生方と大勢のボランティアともに考え、疑問や課題を解決しながら、子どもたちのためによりよい支援活動が続けられることを目指します。

設立時・理事長のごあいさつ(2003年)

理事長のひとりごと

          ・・・学校って、案外大変なんだな・・・

NPO法人 夢育支援ネットワーク理事長 島野 浩二  

近年子どもたちが健やかにそだつためには、教育における「学校・地域・家庭の連携」が大切だということが、さまざまな場面で指摘されるようになって久しいですが、その実現にはいくつもの高いハードルがあるのが現実です。

まず、第一のハードルとして、学校側に、校内に地域の人間が入ることをためらうような雰囲気があるということが挙げられます。

教員にとってみれば、学校とは教育の「聖域」であり、教育のプロである教員は、地域の方・保護者に任せることに不安・抵抗を感じてしまうことがあるのではないでしょうか。

”学校内で起こった問題はすべて教員に責任があるはずだ””地域にはクレーマーが多いものだ”という教員側の意識がある限り、地域・保護者の力を学校に取り込むことは難しいと言わざるを得ません。

たとえ、学校側の意識変革によって、”学校だけですべてを解決するのには限界がある”ということに気づき、”学校を地域に開いたものにしていこう” となったとしても、次に第二のハードルが待ち受けています。

それは、地域・保護者が学校内での活動のどの部分を・どれだけ・どのように担うべきなのか、といういわばコーディネートの難しさです。

授業そのもののサポート、校内安全管理、登下校の安全管理、催事の手伝い、放課後のクラブ活動等、サポートの場は十分にあっても、そこに的確に人材をあてがうのは困難であると思われます。

“ここまで依頼してよいのだろうか?” ”保護者は人材として活用されることを、はたして納得してくれるのだろうか?”という学校側のためらい、それに加えて”ここまで学校に入り込んでいいものだろうか?”という地域・保護者側のためらいが、「開かれた学校」の実現の足を引っ張ってしまうこともあるのです。

さらに、第三のハードルとして、人材を活用しようと思っても、”どうやってその人材を発掘するのか”という問題が浮上してきます。 学校側も地域の人材をしっかりと把握できているわけではありません。

こうして、「開かれた学校」というコンセプトは、ハードルの高さゆえにうまく機能しないで終わってしまうことが少なからずあるのです。

それでは、ハードルを越えるためにはいったいどうしたらよいのでしょうか?

私どもNPO法人夢育支援ネットワークでは、7年前より、公立学校の授業のサポートのための人材を地域のネットワークを使って発掘し、保護者をも取り込み、事務局体制を置くことで学校と密に連絡を取り合って人材を派遣することで、先生も子どももそしてサポートの担い手も嬉しい・楽しい授業の実現のために尽力してまいりました。

7年間の私どもの実践が、上に述べたような3つのハードルをこえるためのなんらかのヒントであると確信しております。

当サイトを学校・授業支援に興味がおありの方の集いの場として利用していただきながら、一緒にハードルを越えるいくつかの方法を考えていきませんか?

そして、あなたもサポーターとなって得意分野で活躍し、多くの子どもたちの笑顔を支えてみませんか?